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淡路島には古くから伝わる料理として「宝楽焼」という料理があります。
宝楽とは、ほうろく(焙烙)といってゴマなどを炒る時に使った素焼きの鍋の事だといわれています。その中でも大き目の蓋つきの平たい鍋を、宝楽鍋としています。
蒸し物や焼き料理に使われる物で、いつも間にか「ほうろく」が「ほうらく」と呼べれるようになり「宝楽」という文字があてられたようです。
宝楽焼とはどのように作れば良いのか少し解説していきます。
この宝楽焼は奈良時代に宮廷の方が淡路島の三原地方に訪れた時、地元の漁師が海の幸を野焼きにして差し出した物が始まりとされています。
昔は浜辺にある石を使って、昆布で包んだ鯛の上に砂を掛けて焼き上げていたそうですが、現在は宝楽鍋を使っての料理として地元の人々や観光で淡路島を訪れた方々にも喜ばれています。
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