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鯛の生態

鯛の生態とは

真鯛の生態

真鯛は水深30mm以下の岩礁域周辺に生息しています。50cm以下の体長を持つものが多く15年~20年くらいの寿命であると言われています。

産卵は沿岸近くの浅い海域で行われ、南の方から北へと産卵時期が北上していきます。瀬戸内海周辺での産卵期は4~6月頃となり、産卵前の個体は脂ののりが良いとされています。2kgくらいの鯛が一度に産卵する卵の数は1000万個にもなり、孵化すれば1ヶ月ほどで10mmくらいの大きさになるようです。その頃になると海底近くでの生活をするようになり、成長するうちに貝類、イカ、甲殻類など様々な物を餌として食べれるようになります。

鯛の漁

真鯛の多い地域

真鯛は日本の近海で生息しているタイ科種の中でも広範囲に渡って生息している一種です。北海道の一部や沖縄の一部を除いた日本全域に、東南アジアや朝鮮半島・中国の沿岸などに生息しています。淡路島のある瀬戸内海周辺は真鯛の漁獲量が多く市場への供給も中心的な立場となっています。また、九州地方も真鯛の漁獲量が多いとされています。

真鯛の漁獲量 2008年調べ

ランキング 都道府県 揚げ高
1 長崎県 4300
2 福岡県 2500
3 山口県 2100
4 愛媛県 2100
5 島根県 2100
6 兵庫県 1300
7 熊本県 1100
8 鹿児島県 1100
9 石川県 1000
9 広島県 1000
11 大分県 900
12 新潟県 700
13 香川県 600
13 愛知県 600
15 三重県 500

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